well-beingとの再会とWarai兄弟社

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well-beingとの再会

昨日、参加したスポーツコーチングカンファレンスの中で「well-being(ウェルビーイング 」という言葉が使われたのを聴いて「おっ!」と、旧友と久しぶりに再会したような気持ちで嬉しく思った。

私は歯科畑で生きてきたため「well-being」と聴くと、福岡予防歯科研究会を一番に思い浮かべてしまう。日本に予防歯科を広めた先進的団体の1つであり、早い時期からヘルスプロモーションとNBMの考えを軸に、予防歯科と地域の健康づくりに取り組まれてきた。「主役は専門家でなく生活者」の考えに大きく共感した記憶が今も鮮明に残っている。そして年月が経ち「well-being」という言葉は、いつしか私の中で予防歯科用語になってしまっていた。

スポーツコーチングの勉強会で、私の中での歯科用語「well-being」が使われ、なぜスポーツで?と違和感がフックになり「well-being 」の原点であるWHO憲章の前文に記された「健康の定義」を十数年ぶりに再確認した。

WHO憲章「前文」と「健康の定義」

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。

公益社団法人日本WHO協会 https://japan-who.or.jp/about/who-what/charter/

改めてWHO憲章の前文を読みその内容の素晴らしさに感動した。歯科用語ではない。自分の思い込みを恥じた。「健康の定義」に奥深さを感じた。WHO憲章の前文に私自身が成長して追いついたような感覚を感じた。そして、弊社の理念、実現したい未来、チームビルディング研修、歯科における人材育成・組織育成・経営支援、ラグビー・タグラグビーを通じた弊社活動のすべては「この前文に通じる」と感じた。

私たちは”健康”の実現のための仕事をしている。

私たちの仕事は、WHO憲章の前文に記された平和と安全の基礎となる”健康”の実現のための仕事をしている。WHO憲章の言葉を借りれば、私たちは、個人と組織における身体面・精神面・社会面のwell-beingの実現のために研修し・コーチし・関わる仕事だ。それが個人と組織の”健康”の実現となり、経営の”健康”の実現に貢献し、個人のwell-beingから幸せが循環する社会を実現したい。こんな循環イメージをビジョンに持ち、目の前の個人課題・組織課題に関わり支援している。

弊社で提供しているサービス。チームビルディング、コーチング、ラグビー体感型研修、応用スポーツ心理学、etc…は、個人と組織の”健康と幸福”を実現する手段だ。

well-beingと健康経営と経営戦略

well-beingは、これからの成熟社会、少子高齢化社会、採用難の時代における企業戦略には不可欠だと感じている。企業の業績を上げるために個人と組織のwell-beingの実現に戦略的に注力する企業が伸びていく時代になるだろう。

数年前より健康経営が叫ばれているが、日本企業が導入している健康経営の実態は、生活習慣病予防と精神疾患予防のリスクヘッジとコスト削減が多くを占めていて、私は違和感を感じている。健康経営導入の初期段階として、健康診断の実施や万歩計や産業医の導入などが比較的簡単であるため、そこでひと段落してやや満足してしまっている感を受ける。

しかし経営者が、健康経営の導入を考えた当初は「疾病予防・リスクヘッジ・コスト削減」のための健康経営ではなく、「幸福追求・ハイパフォーマンス・未来投資」のための健康経営ではなかったか?つまり社員一人一人が笑顔で、ヤル気と主体性に満ちて、能力を120%発揮してバリバリ働き、社内の関係性がよく、結果的に業績向上に繋がっている。こんな環境をイメージして戦略的な健康経営を求めていたのではないか?

well-beingは売上をあげるのか?

「新井さんのやっていることは子供騙しだね。とにかく売上を上げてほしいんだ!」ある歯科の院長先生から言われたことがある。結論からいうと、弊社はwell-beingを高めて経営向上のための支援をしているが、短期的に売上があがる約束はできない。もしそういう方法があるのなら私が学びたい。但し、時間軸を少しもって頂ければ、いい結果が出る確率は少しずつあがってくることは約束できる。

上記の院長先生については、私が「心身と関係性のwell-beingと売上の関係」についてきちんと説明できなかったことが原因ではあるが「短期的に結果を出すことが最優先の場合は、私にはできません。経営コンサルタントにお願いしてください」とお断りした。

ずっと成果を出し続けられる必勝法なんてあるのだろうか?

経営においてもスポーツにおいてもずっと成果を出し続けられる必勝法なんてあるのだろうか?1回だけ勝つ方法なら経営コンサルタントに聞けばノウハウを教えてくれるだろう。でも短期間で終わり長続きはしないと私は考えている。なぜなら私たちは答えのない世界を生きている。みんな幸せを求めているが、そのための正解を知っている人は誰もいない。毎日答えのない問いの答えを探す旅をしているのだから。

私はいまブログを書いている。ブログを書くことで明日の生活や幸せが手に入るかなんて誰にもわからない。でも今はブログに時間を割くことを最優先して書いている。この時間に営業の電話1つかけるほうがいいかもしれない。足を使ってお客様のところに訪問するほうがいいかもしれない。でも、何が正解か誰にもわからない。自分が信じる道を歩むだけだ。私たちは正解のないの世界を。

well-beingはパフォーマンスを高める

well-beingを高めるアプローチで、私が約束できることは、パフォーマンスが高くなることだ。個人の3つの状態(体の状態、心の状態、関係性の状態)がよくなると、パフォーマンスは比例して高くなる。会話が弾む、意見が多く出る、いいアイデアが浮かぶ、意欲が高まる、笑顔が増える、実行スピードが早くなる、自発性や主体性が増す、行動の持続性が長くなる etc…。

  • カラダが「元気な時」のほうが「病気の時」よりも良い仕事ができる。
  • 心が「ご機嫌な時」のほうが「不機嫌な時」よりも良い仕事ができる。
  • 周囲との関係性が「良好な時」のほうが「劣悪な時」よりも良い仕事ができる。

これは老若男女すべての方に共通する原理原則ではないかと思います。

パフォーマンス(行動)の積み重ねが「結果」だ。「パフォーマンスの質」が高ければ、必然と「結果の質」も比例して高くなることは容易に想像できるであろう。そのため、well-beingが高まるほど、いい結果が出る確率は高くなる。

well-beingは共時性を増やす

科学的根拠があるわけではなく、あくまで自分の経験からの私見だが、well-beingは共時性の出現を増やすと感じている。つまりタイミングが合いやすくなる。意味のある偶然の一致や奇跡が起きやすくなる。夢や目標が達成するスピードが加速するように感じている。

私がwell-beingに再開したのも共時性の働きだと感じた。今期で弊社は5期目に入り、これまで我武者羅に走ってきた業務を体系化する年にすることを年初に掲げ、進めてきていた。自分のコーチング力のブラッシュアップを目的に参加した畑違いのスポーツコーチングの研修会で、10年以上前に歯科で出会った言葉「well-being」に再開した。それにより、弊社業務の体系化に必要なキーワードがタイミングよく入ってきた。私自身がwell-beingであったため共時性が起きたとしか考えられない。

well-beingとWarai兄弟社

well-beingとの再開のおかげで、弊社の業務を体系化しやすくなった。なぜなら、先でも触れたが、弊社活動のすべては、WHO憲章の前文に通じ、well-beingは弊社の多岐にわたるサービス・業務を一言で表現してくれるとても便利な言葉だからだ。弊社は研修会社ではない。コーチング会社でもない。コンサル会社でもない。経営支援会社でもない。今いるメンバーで心を一つに働くチームづくりから、well-beingを高め、一人一人の健康と幸福の自己実現を応援する会社だ。ここはなかなか一言で言い表せない。まだまだ道半ばである。