3分かかるものを1分でできないか?

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wantのエネルギー

「3分かかるものを1分でできないか?」こう発想するだけで、自然とアイデアや工夫が次々と浮かんでくる。

過去には「月に行ってみたい!」と思った人がいた。どうしたら月に行けるかを必死で考えて研究開発を重ねた結果、いま人類は宇宙に行く方法を手に入れた。

「やってみたい!」「こんなふうにできないか?」という発想や目標が生まれると、日常はとても刺激的になる。

院内で行われているミーティングも、常にこうありたいと私は思っている。大切にしたいのは、参加者の「want」だ。「want」のエネルギーを使うとミーティングはどんどん活性化していく。wantのエネルギーで動くと人は勝手に工夫をしだす。好循環が周り出すのだ。

wantとmust

wantのエネルギーは、「やりたい!」「変えたい!」「手に入れたい!」と自分の内側から自然と溢れ出してくるエネルギーで、押さえつけられない開放のエネルギー。

一方で、mustがある。mustのエネルギーは「しなければならない!」「すべき!」という義務感を負うもので、自分の外側から入ってきたエネルギーを無理やり自分の中に押さえつけている抑圧のエネルギー。

歯科医院の組織支援をしてきてわかってきたことは、抑圧のエネルギー(must)だけでミーティングをしているうちは、組織は活性化しない。常に「やらされている」「追われている」感情がつきまとい、「こなす」「作業的」な行動になってしまうためだ。そこでの一挙手一投足には心が伴わない。組織の活性化には、開放のエネルギー(want)が必要だ。

院長はwant、スタッフはmustで動いていないか?

院長や院長夫人がしたいことを、スタッフにやらせているうちは組織は活性化していない。それは、院長はwantで動いているが、スタッフはmustで動いているから。

内心「3分かかっているものを1分になんて無理でしょ。3分のままでいいじゃん。そんなのできっこない。宇宙には空気がないから無理でしょ。人間が生きらるわけないじゃん。・・・」「でも、院長が言っているんだから仕方ない。やらないと。ついていかないと。とりあえずやるフリをしよう・・・」となってしまう。

どうしたらスタッフはwantで動けるのか?

一番大切なことは、院長や院長夫人がしたいことを、スタッフのしたいことにする作業だ。つまり「なぜ?それをしたいのか?」「なぜ3分を1分にしたいのか?」「なぜ月へいきたいのか?」院長の想いを丁寧に伝えることが大事だ。wantを共有して、相手のwantになるまで対話することだ。

私が出会う院長も院長夫人もみなさんスタッフと医院のことを物凄く考えている。それなのにwantを共有できていないと感じるケースも見受ける。

それは、院長とスタッフとでは経験値が違う、情報量が違う、視座の高さ、視野の広さが違うから。同じものを見ても、同じ目線ではなかなか見れない。だから、良かれと思ってスタッフに提案したことなのに、なぜかスタッフから冷ややかな目で見られるということが起こる。そこには解釈の乖離があるため、言葉足らずだと誤解が生まれ、関係性が乖離してしまうという現象です。

静岡聖光学院ラグビー部に学ぶこと

静岡聖光学院ラグビー部 「限られた環境の中で主体的に目的を成し遂げるためには」を見ていただきたい。

このプレゼンテーションを拝聴して、私は、監督・コーチのwant(想い)がしっかり生徒に伝わって、生徒たちが自分たちのwant(想い)として、自分たちの言葉で語られていることに物凄く感動を受けました。

限られた環境の中で主体的に目的を成し遂げるためには | 静岡聖光学院ラグビー部 | TEDxHamamatsu

院長のwant(想い)がしっかりスタッフに伝わり、スタッフが自分たちのwant(想い)として院長と想いを一つに働くこんなチームをつくりたいと思っている院長とスタッフの力になりたい。院長とスタッフもイキイキと毎日を刺激的に働いている。こんな歯科のチームをつくるご支援をするのが私の志事だから。